ナイジェリア産の革の近況
こんにちは、ナイジェリア駐在員のアミールです。
現在、革にはまだ多くの問題が残っています。
革の品質は靴や財布向けのレベルには達していますが、野球グローブ用としては適していません。
彼らはまだ、野球グローブの革がどのようなものか具体的なイメージを持っていないのです。
何度も説明しており、彼らも「理解した」と言っていますが、実際には十分に理解していないようです。
最大の問題は、一つの課題を解決すると、以前の問題点を忘れてしまうことです。
また、革が硬すぎてグローブに適していないという点が挙げられます。
野球グローブ用の革は、もう少し柔らかく、伸びが少ないものでなければなりません
今月、革が2回届き、それぞれ試しましたが、どちらもうまくいきませんでした。
革が依然として硬く、伸びもないため、縫製の際に裂けてしまいました。
また、グローブをひっくり返す工程があるのですが、革が硬すぎてこの作業ができない状態です。研究に協力し、最高の革を作るために努力しています。
革業者の人たちはモチベーションが高く、諦めるつもりはありません!
そのため、改めてミーティングを開き、問題解決に向けて努力しています。
実は、以前この会社に依頼した際、良い革を作ってもらったことがあります。
そのため、「前回と同じ革を作ってほしい」とお願いしたのですが、彼らはその作り方を忘れてしまったとのこと……。
しかし、どうしてもその革が必要なので、私たちは前回作ってもらった革を革業者に送り直し、「この革を再現してほしい」と改めて依頼しました。
近いうちに新しい革が届く予定なので、楽しみに待っています。